「発想で勝負!アマチュア発明家」
2014年10月17日(金)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。
鹿島さんいわく、「今度テレビの前に登場するのは、あなたです、と言いたくなるような」人たちがたくさんいるということでした。
アマチュア発明家たちの情報です。
商品化されることもあるそうです。
●アイデアの発表会
・問い合わせ先:一般社団法人発明学会
Tel:03-5366-8811
毎年10月、東京都内で開かれている発明コンクールの様子が紹介されていました。
全国のアマチュア発明家が考えた100のアイディアが集まっています。
一見しただけでは、どう使うのか分からないものもあります。
・先の鋭くない、ピンセットのような形のもの。
60台の男性が考えたもの。
買い物に行ったとき、薄いポリ袋の口を開くのに苦労することがあります。
それを解消してくれるグッズです。
・主婦が考案した、脱ぐとバッグになるエプロンもあります。
・高齢の方が横断歩道を渡っていつときに、注意をうがなすための扇子
参加者の中で最高齢は栃木県の90歳の男性が考案しました。
杖の横に取り付けるようになっています。
「困ったな、と言う言葉がヒントなんです。それを解決すれば品物が一つできちゃうんです。」
娘さんと来ていた鈴木未夏子さん。
4年前からコンクールに毎年参加するようになりました。
赤ちゃんをおんぶしています。
・お弁当箱を一瞬で包めるランチクロスを出品しています。
「一枚で簡単に、子供でも扱いやすい、袋にもなるようなものができないかなと思いまして、、、」
都内の鈴木さんのお宅に訪れて取材していました。
3人を子育て中と言うことで、育児に役立つというアイディアを、自分で形にしています。
その一つが、お子さんに着せた上着。ジャンプスーツ。
脱ぎ着のための真ん中のファスナーだけでなく、その両脇にファスナーが付いています。
それを開けると、ひもが出てきました。
ひもは、中に入っているパンツの部分に取り付けられています。
実は、このひも、”おんぶひも”なのでした。
お尻で支えられているので、きつくないそうです。
歩きつかれた子供が「もう歩きたくない」と言ったときにひらめいたそうです。
「つなぎからおんぶひもが出てきたらいいなと思ったことがきっかけです。」
↑
・おんぶひもが付いたつなぎ
さらに、水周りでも。
・食器用のたわしに持ち手をつけたもの
靴を洗うための道具になりました。
「子育ての合間に、息抜きのような形で楽しんでやってます。なるべく子育てもらくに楽しくできるというのもコンセプトにしています。」
ありきたりの言葉ですが、「必要は発明の母」
自分がこうなりたい、、、という希望を実現させるために物を開発するというのが、発明の原点でしょうね。
思うだけでなく、形にするのは、努力だけでなくある種の才能が必要だと思います。
エジソンは、才能は1%と言っているようですね。