NHKおはよう日本、2015/01/23(金)のまちかど情報室のテーマは、
「行きたい場所へ お連れします」
●付き添いのための講習会=「トラベルヘルパー養成講座」
体の中な人の外出を支えるNPO の中には、これまで培ったノウハウを介護スタッフや家族に伝える活動している所もあります。
東京のNPO が毎月2回開いている講習会を取材していました。
受講している人たちは実際に車椅子を押して、街へ出かけます。
人ごみの中、どうやったら車椅子を押して移動できるのか、そういうコツを教えてくれます。
スロープのない場所では、車椅子を安全に引き上げる方法を学びます。
こうした講習会、体の不自由な家族や友人と旅行に出かけたいという人たちから注目されています。
NPO 法人 戸塚京子さん 「行けるところに行くのではなく、車椅子でどういったらいいかを考える。外出は諦めている方を、外に連れ出して欲しいなと思います。」
鈴木 「とても細かいところまで、教えてくれますね。」
車いすのこと、その操作技術や乗っている人の気持ちなど、多くの人が共有できていくといいですね。
トラベルヘルパーと言う言葉はまだ一般的ではないと思いますが、「外出支援専門員」と日本語で表現されると、少しは分かりやすいかなと思います。
車いすで生活している方も、外出にはメリットが多いのだと思います。
そのためには、施設の整備はもちろん、サポートする人の充実、周りの人間が受け入れるまなざしを持つことが重要でしょう。