「母が作った野菜のクレヨン」
2014年6月2日(月)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。
これまでに紹介されたグッズの開発ストーリー。
何回かこのコンセプトで行われるようです。
第1回目は
母の思いが込められた野菜のクレヨンでした。
●野菜でできたクレヨン=「おやさいクレヨンvegetabô〜Season2〜」
・問い合わせ先:デザインワークス エスティーマインド
Tel:017-718-3798
URL → http://stmind-a.jugem.jp/
おやさいクレヨン「vegetabo」専用サイト→ http://http://vegetabo.com/
第1弾が完売(在庫を持っているショップはあるかもしれません。)
野菜を入れ替えた第2弾の
「おやさいクレヨンvegetabô〜Season2〜」
が5月23日(金)に発売されました。
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野菜クレヨンが生まれた背景には、お母さんの愛が、、、。
鹿島アナウンサーが、青森県に取材に行きました。
野菜のクレヨンを作ったのは、木村尚子さん。
青森生まれ青森育ち、これまで青森を離れて住んだことがない
というデザイナーです。
娘さんの絵が飾られていました。
木村 「絵を描くのが好きな子で、、、」
野菜のクレヨンで描かれた、野菜やキノコの絵でした。
木村 「自分の娘には使って欲しいという思いがあって、
彼女思い浮かべて作りました。」
鹿島アナウンサーは、公園で遊ぶ娘さんと対面しました。
小学校5年生です。
この野菜のクレヨンを作る前から、お母さんの木村さんは、
クレヨン選びに、気を使ってきたそうです。
雪が深い白い世界の中で、木村さんがはっとしたのは、
野菜のあざやなか色だったそうです。
「この色で絵を書くことはできないか、
安心して子供に使わせることができるのではないか。」
とひらめいたそうです。
木村 「もともと、野菜や天然のもので、絵を描きたいという
思いがあって、クレヨンだったら
もしかしてできるんじゃないかって。」
クレヨンの作り方をいろいろ調べた木村さん。
まずは自分で作ってみようと挑戦しました。
野菜をみじん切りにして乾燥させ、すり鉢を使って粉末にし、
それを蝋とまぜ固めてみました。
最初の試作品は、トマトで作ってみました。
書けませんでした。
手作業では限界がありました。
その木村さんを助けてくれたのが、農家の三上さん。
三上さんは、地元青森の野菜を、
食用の細かい粉末にして、麺やお菓子の材料にするという
ことをおこなっていました。
その三上さんの技術を借りて、野菜の粉末を作り、
それを材料にしてクレヨンを作ったら、
見事、野菜の自然な色が出ました。
10種類の野菜のクレヨンが完成しました。
万が一口に入れても大丈夫なように、固めるのに
米ぬかの油を使いました。
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以前、「おやさいクレヨン ベジタボー」が紹介されたときの記事
ギフトショー2014春(その3)全国からユニークアイディア
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もちろん、最初に使ってもらったのは娘さんです。
その娘さん、
一番好きな色は、一番明るい「とうもろこし」だそうです。
「一生懸命遊んでる姿を見ると、
作ってよかったなって思いますし、
これが将来、彼女が大きくなった時に
故郷への愛情というか、そういう心が育てば
すごくいいなと思ってますね。」
鈴木 「お母さんの愛から生まれたやさいクレヨン。
色合いもその心もやさしくて。」
第二弾で新たに加えられた「りんご」いろを使って、
鈴木アナウンサーが絵を描きました。
りんごほっぺの鹿島さんだそうです。
色合いは、赤みの薄い、淡いピンクでした。
独特の風合いがあるクレヨン。
使ってみたいですね。
娘さんに対するだけではなく、
地元青森に対する愛情も感じられました。