脳も刺激するエクササイズ=「60歳からの運動スクール OyZ(オイズ)」脳活性化コース20150414-3

まちかど情報室「体を楽しく動かそう」
2015/04/14(火)の放送でした。

 
●脳も刺激するエクササイズ=「60歳からの運動スクール OyZ(オイズ)」脳活性化コース

KONAMIのホームページ → 脳活性化コース のページ

※今のところ全国で4会場のみ。すみやかに全国展開して欲しいものです。
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スポーツクラブの新しいプログラムが紹介されていました。

「さん引く、にーたす、よんは? 
せーの、いち、にち、さん、し、ご!(手を打つ)」

足踏み運動しながら簡単な計算問題を解くトレーニングです。

「なな足す、はちひく、きゅーは?」
(見ていただけの和久田さんはぎりぎりで答えがいえました。)

参加者の皆さんは60歳以上。

「足を動かし、手を動かし、脳で計算するということで混乱することがありますね。」

「ぼけることがすごく心配になったものですから、参加しました。」

有酸素運動をしながら脳を刺激することで頭も体も若々しさを保つのがねらいです。

運動しやすい昔懐かしい音楽に合わせて、楽しく体を動かします。

インストラクターSさん。
「初めの頃から比べたら、だいぶレベルも上がってこられました。
今のうちから(認知症などに)ならないためのエクササイズを続けていきましょう、ということですね。」


運動で体だけでなく、脳も刺激するとうい新しい方法でした。

国立長寿研究センターが調査したところ、有酸素運動をしながら頭も一緒に使うと、脳の萎縮を防いだり、記憶力が改善したとする結果も出ているそうです。

高齢者も増える中でスポーツクラブの新しいトレーニングとしても注目されています。

以前、女子柔道の田村選手が階段ダッシュをした直後に、計算問題を解いているという姿を見たことがあります。

疲れたときでも冷静な判断ができるようになるためのトレーニングだったと思います。
今回紹介されたトレーニングプログラムと関連することがあると思いました。

独特の苦しさ・もどかしさがあると思いますが、そんなもがきが、パフォーマンスの向上や脳の若さの維持につながることでしょう。

興味深いです。

車椅子を引っ張ることができるようにする=「JINRIKI」20150410-1

「車いすに便利です」
2015年4月10日(金)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

車椅子での生活に役立つアイデアが紹介されていました。
車いすで生活する人だけではなく、家族や周りの人たちも便利に使えるという発想の転換のアイディアもありました。

 
●車椅子を引っ張ることができるようにする=「JINRIKI」

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肺の病気で車椅子を使い始めたFさん、85歳。
この日は介護スタッフに連れられて思い出の場所にやってきました。

かつて友人と一緒に歩いて登った山です。
上からの景色を見たいと思いました。
「友達同士で写真を撮りに来て、2、3人で回ったんです。」

山の上に続く道には自動車が乗り入れられません。
そこで使ったのがリアカーのように車椅子を引っ張る道具です。

車椅子の前の車輪を浮かして引っ張ることができるようにします。

長野県の福祉用具メーカーが開発しました。
国内で市販されている車いすのほとんどに取り付けられます。

途中、段差があるところでは、引っ張る人が先に段を超えるので、そのときに声をかけることができます。

引く人は車椅子の前で足元の状態を確認しながら引っ張ることができます。

引かれている人は、
「前で人が引っ張っているという、安心感があるよね。」

「雄大っていうか、すばらしい!」
Fさんは、思い出の景色をじっくり楽しみました。

介護職員 「多少上り坂や下り坂でも、押すより楽です。こういうのがあると便利です。」


考えたのは、長野県の男性です。
車椅子で生活している弟がいて、地震で避難するときに移動で苦労したそうです。
もう少し避難しやすいものがあればいいなということで、リヤカーをヒントに開発したそうです。

簡易装着型の「JINRIKI QUICK(クイック)」という製品もありました。
専用の車椅子「JINRIKI Chaircart(チェアカート)」も開発されたそうです。
「JINRIKI」のホームページ

確かに人力車のようですね。
引くほうも、乗るほうも気分がいいというのは、何よりだと思います。

車椅子のタイヤのカバー=「ホイルソックス」20150410-2

NHKおはよう日本、2015/04/10(金)のまちかど情報室のテーマは、
「車いすに便利です」

 
●車椅子のタイヤのカバー=「ホイルソックス」
※要確認!!
サイズは中 (20~22インチ用)・大 (23~24インチ用)・小 (16インチ用)などがあるようです。

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※アマゾンの説明はやや不正確なのかなと思いました。製品名や写真を見る限り、マジックテープを使用しないもの(今回まちかどで紹介されたもの)ですが、説明書きにはマジックテープを使うようなことが書かれています。前輪用の説明と混同されているのかなと思いますが、ご注意ください。
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Hさん66歳。
病気が原因で子供の頃から車椅子で生活しています。

外出から戻ってくると、いつもタイヤの汚れをふいていますが、、、
「床に砂などを運んじゃうんですよね。」

家の中にタイヤの汚れを持ち込みたくないと思います。
そんなHさんが使い始めたのが、タイヤにつけるカバー。

よく伸び縮みする生地で、後の大きなタイヤにかぶせることができます。
切って長さを調整できるものもあるので、車椅子によって大きさの違う前のタイヤにも使えます。

和久田 「部屋に入るときに、タイヤにスリッパを履くような感じですね。」

濡れたタイヤにかぶせても内側がミスをはじく素材なのでしみ出てきません。

「やっぱり汚れが全然違います。床の汚れが。
他人の家にいた時にそこでつけてそのまま入れる。気は楽ですよね。」


汚れを持ち込まないというだけでなく、床に傷をつけないとか、タイヤ音を防ぐという効果もあるようです。

慣れると、簡単につけはずしできるようになるようですね。

足でこいで進む車椅子=「Profhand(プロファンド)」20150410-3

まちかど情報室「車いすに便利です」
2015/04/10(金)の放送でした。

 
●足でこいで進む車椅子=「Profhand(プロファンド)」
・問い合わせ先:株式会社TESS
 URL → http://www.h-tess.com/profhand.html

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Yさん。パーキンソン病で手足の自由が徐々にきかなくなり、去年から電動車椅子で生活しています。

「ほっておきますとね、(筋肉が)硬くなってきますから。寝たきりということにもなってしまいますから、、、」

そこで、Yさんが週に2回足の筋力トレーニングに使ってるのが、ペダルでこいですすむ車椅子です。

東北大学の研究チームが開発したものです。
車椅子で生活しながら、運動機能の回復を図ろうというアイディアです。

手元のハンドルで後ろの車輪の位置を変えて好きな方向にすすめます。

歩くのが難しい人でも、少ない足の力で動かすことができるようになっています。
筋肉の力を保ったり、高めたり、していこうというわけです。

「手でこぐのと違って、足ですから力がありますよね。少し脚力がついてきたように思います。」

車椅子を使ってリハビリやトレーニングをするという考え方ですね。


車体の色は2種類ありますが、
イタリアンレッドは右ハンドル
ソリッドイエローは左ハンドル
という違いがあるそうです。

自分の力で進むことができるというのは、大きな自信になると思います。
それはやる気にもつながるでしょうね。
とてもいいと思いました。

有料の付き添いサービス=しゃらく旅倶楽部「オーダーメイド旅行」20150123-1

「行きたい場所へ お連れします」
2015年1月23日(金)放送のNHKまちかど情報室のテーマです。

体の不自由なお年寄りの外出や旅行をサポートするサービスが紹介されていました。

お年寄りの中には、遠くへ出かけることは諦めている方もいらっしゃいます。
外出をサポートしてくれる活動が増えてきたそうです。

 
●有料の付き添いサービス=しゃらく旅倶楽部「オーダーメイド旅行」

・NPO法人しゃらく

兵庫県で夫婦2人暮らしのFさん。
ご主人は86歳。
13年前に脳梗塞で倒れて以来、右半身が麻痺してしまい、1人で外出することはできません。

この日、Fさんは兵庫県のNPOが行っている有料の付き添いサービスを利用して、ある美術館に向かいました。

琵琶湖大橋有料道路を通って行きます。
ここには、Fさんが一度、実際に見てみたいと思っていた作品が展示してあるということです。

車に乗ること一時間半。
到着したのは、滋賀県守山市にある美術館です。

Fさんは車椅子から立ち上がり、作品を鑑賞しました。
「わぁ、ごっつ いいね」

憧れの作品と対面することができました。
「これはすばらしいわ。」

じっくり作品を楽しんだ後、トイレに行きたいというFさんをスタッフは迷わず、近くの車椅子対応のトイレに案内しました。

休憩は出入口の階段にスロープを設置してくれるカフェを選んでいました。

体の不自由なFさんを手際よくサポートしていきます。
「快適です。」

実は、スタッフは2日前に今回の移動ルートをあらかじめ調べていました。
トイレも、車椅子ではいれるトイレがどこにあるのか、見つけていました。

緊急のときに搬送する病院も、通路の段差も入念にチェックしていました。

石畳風の路面を見て、
「この辺は、ガタガタと不快なのでできるだけ避けて通りたい。」

このサービス、年々利用者が増えています。

例えば、親族の結婚式に出るために利用する方。
故郷の墓参りに付き添ってもらう人。
目的も様々です。

NPO法人 事務局長 小倉譲さん 「家族で行けるなら家族で行った方が絶対いいんですよ。どうしても家族さんが難しい時には、私たちを利用してもらった方がいい。諦めていることを形にする仕事だと思っています。」


鈴木アナウンサーも、Fさんの満足げな表情が印象的だったそうです。

NPO の代表小倉さんがこの活動を始めたのは、自分自身の体験がきっかけだったそうです。

家では寝たきりだった自分のおじいさんを遠く離れた故郷、徳島県に連れて行ったことがあったそうです。
昔遊んでいた神社の階段を見て、みずから立ち上がってその階段を上ったのだそうです。
とても驚いたそうです。

行きたい所に連れてってあたら元気な姿が見られるという体験から、こうしたつきするサービスを考え始めたそうです。
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寝たきりではなくて、”寝かせ切り”
そんなことを聞いたことがあります。
周りのサポートがあれば、外出や自立歩行が可能になる場合があるだろうと思います。

家族の愛情が援助があればいいですが、手が回らないこともありますね。
そう言うときに選べる選択肢があるということは、いいことだなと思います。

利用頻度の低い田舎では、事業として成り立たず、自治体中心になると思いますが、何とか進展して欲しいなと思います。

付き添いのための講習会=「トラベルヘルパー養成講座」20150123-2

NHKおはよう日本、2015/01/23(金)のまちかど情報室のテーマは、
「行きたい場所へ お連れします」

 
●付き添いのための講習会=「トラベルヘルパー養成講座」

・日本トラベルヘルパー協会

体の中な人の外出を支えるNPO の中には、これまで培ったノウハウを介護スタッフや家族に伝える活動している所もあります。

東京のNPO が毎月2回開いている講習会を取材していました。

受講している人たちは実際に車椅子を押して、街へ出かけます。
人ごみの中、どうやったら車椅子を押して移動できるのか、そういうコツを教えてくれます。

スロープのない場所では、車椅子を安全に引き上げる方法を学びます。

こうした講習会、体の不自由な家族や友人と旅行に出かけたいという人たちから注目されています。

NPO 法人 戸塚京子さん 「行けるところに行くのではなく、車椅子でどういったらいいかを考える。外出は諦めている方を、外に連れ出して欲しいなと思います。」


鈴木 「とても細かいところまで、教えてくれますね。」

車いすのこと、その操作技術や乗っている人の気持ちなど、多くの人が共有できていくといいですね。
トラベルヘルパーと言う言葉はまだ一般的ではないと思いますが、「外出支援専門員」と日本語で表現されると、少しは分かりやすいかなと思います。

車いすで生活している方も、外出にはメリットが多いのだと思います。

そのためには、施設の整備はもちろん、サポートする人の充実、周りの人間が受け入れるまなざしを持つことが重要でしょう。