畳の縁(へり)を使った祝儀袋=「縁結びの神様」20160302-3

まちかど情報室「生まれ変わりました」
2016/03/02(水)の放送でした。

●畳の縁(へり)を使った祝儀袋=「縁結びの神様」

Mさんご夫婦。
今年1月に男の子が生まれました。

そのお祝いでいただいたご祝儀袋にちょっとユニークなものがありました。

特徴は左端のきれいな花柄。
これは何かが生まれ変わったもの。

和久田 「着物の帯とか、そういう感じの織ったような生地ですよね。」

正解は畳のヘリでした。

畳には強度を保つためにヘリが付けられています。
その時に出る端材を使っていたのでした。

考えたのは岡山県にある縁(へり)を専門に作ってるメーカー。

全国生産の8割を岡山が占めているそうです。

ポリエチレンや艶のある綿の糸など、何種類も使って織りあげるへり。
色鮮やかで、丈夫なのが特徴です。

【楽天】

和久田 「きれいですね。」

縁(へり)という字が、縁結びのえんという字と同じというところに目をつけて、祝儀袋に組み合わせるアイディアを考えました。

Mさんは、祝儀袋についていたヘリの部分を本のしおりにして大切に使ってるそうです。

和久田 「さらに、本のしおりにも生まれ変わったんですね。」

「珍しくてすごく目を引きますし、ずっととっておきたいなと思えるくらい、かわいいなって思います。」

和久田 「畳のヘリって、カラフルでいろんな種類があるって知りませんでした。」

1000種類くらいのデザインがあるそうです。
そのうちの60種類を、祝儀袋に活用しているそうです。

華やかさや丈夫さが注目されて、最近では、手芸用品としても人気が高まってきたそうです。
バッグなどを作りたいという声があるそうです。
ぬくもりが感じられそうな素材です。


この祝儀袋、販売開始は2015年12月1日だそうです。
これから、販路を広げていくことと思います。

オンラインショップもありました。
畳縁専門店 ネットショップ(高田織物株式会社)

こちらは、ご祝儀袋だけでなく手芸素材としての縁(へり)なども取り扱っています。
興味深いですね。

ネット検索などを見ても、畳の縁でバッグを作るということは、人気が出てきているようです。
豪華なバッグが作れそうだなと思いました。

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